- 会長挨拶
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本日、新千里東町地域自治協議会の設立にあたり、ひとことご挨拶申し上げます。
近年、大阪府においては少子高齢化や経済状況により、生活に不安を感じる住民が増加する傾向にあります。又、「無縁社会」の言葉に象徴されるように、地域では人と人のつながりが薄れ、ともすれば社会から孤立して生活を送ることによるリスクが指摘されるようになりました。
この解決には、地域住民の自治会を中心とした自主的な活動と、地域においてお互いを支える関係づくりが必要となっております。新千里東町自治会連絡協議会を中心に、これまで3年に亘り住民に開かれた新組織づくりを目指して鋭意検討を重ねてまいりました。そしてここに、新千里東町地域自治協議会の設立が総会で承認されました。
すべての住民が安全・安心に暮らしていける地域づくりを進め、「住んでみたい・住んでよかった・これからも住み続けたい東町」のビジョン実現に向けて活動を姶めます。
最後に「一寸の光陰軽んずべからず」を念頭に活動を進めます。この会は全住民で構成されています。皆様の積極的なご提言とご協力をお待ちしています。
以上をもって役員を代表しご挨拶といたします。 - 新千里東町地域自治協議会・会長・河野昭一
- 設立趣意書
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私たち、新千里東町の住民と団体は、地域に住まうすべての人々が安全安心に暮らしていける地域づくりを進め、「住んでみたい、住んでよかった、これからも住み続けたい東町」のピジョン実現をめざして、ここに、住民による、住民のための、住民の組織として、新千里東町地域自治協議会を設立します。
地域自治協議会は、東町を最も良く知る住民の皆さんが東町のことについて、自分たちで考え、話し合い、ベストを見出し、施策として実施してゆく仕組みです。
また、豊中市の部局間の縦割り行政と豊中市による全地域均一施策、及び東町諸団体の達携不足がもたらすさまざまな弊害に対して、住民二-ズのポトムアップ、達携強化、そしてワンストップサーピスを実現する組織でもあります。
設立後は、全ての住民が生活する自治会・管理組合を縦軸に、地域の諸団体を横軸に、それらの全てが参加する組織と、住民のニーズや気持ちを尊重する童思決定が出来る仕組みを構築し、段階的に発展、強化させていきます。
地域自治協議会の役割は、次の通りです。- 東町のさまざまな団体の達絡・相互協力・達携の調整を行う。
- 東町ニーズを把握し東町の課題を見出すことにより、東町の特性に応じた公共サーピスを提供する。
- 東町を代表して、豊中市との達絡調整・協働の窓□となる。
- 基礎的コミュニテイ組織(自治会・管理組合)の規模では実施困難な課題に取り組む。
- 平成24年(2012年)4月22日
新千里東町地域自治協議会設立総会